研修・研究

 リハビリテーション部では知識や技術及び質の向上を目的に勉強会を実施しています。開催形態は様々であり、「全体」では知識の共有を図り、「部門」では専門的な知識や実技の向上を図ります。「チーム」では担当する患者さまに適切なリハビリテーションを提供できるように、症例検討会、家屋調査前の話し合い、装具の検討会を実施しています。

 新人教育では、実技研修を多く設けて、臨床の業務に役立つ内容を実施しています。共に働く仲間の育成を全員で支援しています。

統括・連携 研修研究部門 主任

73597abf48fcc6162394447430debd2c
新人教育の方針
 リハビリテーション部の基本方針に従い、患者さまのことを第一に考えられる療法士の育成をめざし、新入職者に対して、講義や実技練習、業務上の指導を1年間の計画のもと実施しています。
新人教育の目標
 社会人としての自覚と、療法士としての基本的な知識・技術を身につけること、患者さまにとって安全かつ最適な治療を提供できることが目標です。
指導方法について
 入職後1年間は原則として、回復期リハビリテーション病棟での業務に従事します。基本的には新人療法士1人に、同じチームに所属する3年目以上の療法士が1人つき業務をサポートします。業務指導として、新入職オリエンテーション、座学研修、実技研修、レポート研修を行っています。当院リハビリテーション部では臨床での業務に即した実技研修の時間を多く設けています。
1年目の到達目標

46月 :当院職員としての自覚を持ち、ルールと役割を理解する。基本的な評価・治療技術とリスク管理を身につけ、担当患者を受け持てる。先輩療法士の担当患者さまに代行として治療介入出来る。

取り組み:新入職オリエンテーションの実施。

     基本的な評価方法や介助方法の実技練習。

     必要物品の取り扱いについての研修。

     リハビリテーション部の中止基準についての研修。

     先輩療法士の治療見学と補助。レポート研修の実施。



7月以降:療法士としての知識・技術の向上に努める。リハビリテーション部が担う回復期リハビリテーション病棟、医療療養病棟、訪問リハビリテーション、介護予防事業の業務を理解する。   

取り組み:評価・介助方法の継続した練習。

     PT・OT・STごとの専門的な知識・手技の研修。

     新人症例検討の実施。

     医療療養病棟、訪問リハビリテーション、介護予防事業などの見学。

新人研修カリキュラム(業務時間内に実施)
25613b5b5afb6d3577a9771fb885e329
※上記内容は取り組みの一部となります。
 リハビリテーション部では、2015年から現病院長の指導の下、研究活動を開始しております。研究に対する心構えや、研究についての様々な方法、抄録の書き方などを学び、活動開始以降、ほぼ毎年学会発表を行っております。過去の活動・実績は以下をご参照ください。
page-top