当院、医療療養病棟は急性期の治療を終えられた後、継続して医療的な管理が必要な患者さまを対象にご入院いただく病棟です。疾患や障害をもってから長く経過されている患者さまが多くいらっしゃいます。時間の経過とともに関節が硬くなったり、筋力が弱くなったりして、寝たきりへとつながってしまうことがあります。それを予防するためにリハビリテーションを行い、今ある能力を維持・改善していきます。
また、合わなくなった装具の見直し、自宅に帰る際は家屋調査や介助指導なども実施しています。
①積極的な離床
寝たきりは身体機能の低下を招きます。
できる限りベッドから離れ、起きている時間を作ることで、寝たきりの予防・改善を図っています。
②患者に合わせたリハビリテーションの提供
リハビリテーション室への移動が困難な患者さまに対しては、居室にて関節運動や座る練習などを行っています。